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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。

法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家の判断によるなど、最終的な判断は読者の責任で行ってください。

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Q.90 EU域内の子会社での調剤輸入

2008年6月30日更新

【質問】

弊社はEU域内に子会社があり、大半の製品(調剤)はその子会社が輸入している一方、日本から直接ほかのEU企業にも輸出しています。

この場合、子会社を唯一の代理人として製品に含まれる登録が必要な物質すべてを登録するか、あるいは、子会社が輸入している分は子会社が輸入者として登録し、ほかのEU域内企業に輸出している分だけ子会社を唯一の代理人として登録することができるでしょうか?

弊社はEU域内に子会社があり、大半の製品(調剤)はその子会社が輸入している一方、日本から直接ほかのEU企業にも輸出しています。



【回答】

1. 製品中の物質が同じである場合

子会社は輸入者として登録し、ほかのEU企業の輸入分を唯一の代理人となって登録することには問題を生ずる可能性があります。理由は、貴社の製品中の物質を登録するに当たって、登録トン数帯を低くするために、子会社と唯一の代理人とに分割して登録すると判断される可能性があります。

輸出先のEU企業に登録を任せないのであれば、子会社を唯一の代理人として登録することになります。

2. 製品中の物質が異なる場合

この場合は、1項で述べた、「登録トン数は低くする」懸念はありませんから、子会社の輸入分については輸入者として登録し、EU企業向けの製品中の物質については、子会社を唯一の代理人として登録は可能と考えます。また、EU輸出先との関係にもよりますが、子会社を輸入者として登録し、子会社からEU輸出先への販売ルートも可能と考えられます。