© 2011-2019  一般社団法人東京環境経営研究所

  • Facebook - White Circle
  • YouTube - White Circle
  • アマゾン - ホワイト丸

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。

法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家の判断によるなど、最終的な判断は読者の責任で行ってください。

  • tkk-lab

Q516.中国RoHS規制物質含有量計算

2017年10月13日更新

【質問】

中国RoHSの有害物質は、鉛及びその化合物、というように記載されていますが、含有率はどのように計算したらいいでしょうか?

【回答】

中国RoHS(II)管理規則(以下C-RoHS(II))では、ご指摘の通り特定有害物質は「鉛およびその化合物」のように規定されています。また、C-RoHS(II)の第9条においては「電器電子製品を設計する時には、法律、行政規則、規則によって求められている国家標準、業界標準を順守しなければならない(回答者抄訳)」ことが規定されています。これらの含有率等については、国家標準GB/T26572-2011「電子電気製品における使用制限物質の限量要求」で規定されています。

 国家標準GB/T26572-2011の第4項「限量要求」では「電子電気製品を構成する均質材料中には鉛(Pb)、水銀(Hg)、六価クロム(Cr(VI))、ポリ臭化ビフェニル(PBB)及び、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)は0.1%(質量分率)、カドミウム(Cd)は0.01%(質量分率)を超えて含有してはならない」と規定されています。すなわち、ご質問の「鉛及びその化合物」では、鉛化合物中の鉛の質量で算出することになります。これらの規定はEU RoHS(2)の考え方と同じです。


ただし、適合性の検査方法としては、国家標準GB/T26572-2011の第5項で、下表のように、各部品の均質材料に加えて、めっき層や分解可能な最小部品で検査する方法を定めています。





参考情報:J-Net21「ここが知りたいRoHS指令」コラム

中国RoHS管理規則のその後の動向(2)

中国RoHS管理規則の支援標準(規格)の改定動向【続報】

中国RoHS管理規則に関連する情報

動くか?改正中国RoHS管理規則

中国RoHS管理規則の変遷にみる規制の本質

中国RoHS(II)管理規則の施行を迎えて