top of page

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。

法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家の判断によるなど、最終的な判断は読者の責任で行ってください。

  • 執筆者の写真tkk-lab

セミナーのご紹介:RoHS/REACHに対応する自律的マネジメントシステムの構築


 経済産業省や厚生労働省などが国家戦略として「リスキリング」を掲げ、流行語になるほど話題となっています。「リスキリング」は、国会討論やTVなどの解説などから、必要性や方向性は理解でき、実行すべきと思います。これら情報から自分であれば、どのスキルを対象として「スキルアップ」「キャリアチェンジ」「学び直し」するかを考えると困惑してしまいます。

 「リスキリング」対象のスキルを見極めるために、対象として想定されるやや広範囲な情報から対象を絞り、次に、その対象について深堀をします。これまで、法規制を幅広く知っていることや変化した情報を持っていることが実務者のスキルとして求められました。REACH規則やRoHS指令などは、修正する前にパブコメ募集(インターネットコンサルテーション)などで知ることができます。

 一方、経営戦略でEU・北米向け製品を南米向けに市場拡大する、一般家庭向け電気製品を食品加工工場向け電気製品に改造するなど、経営的な視点では小さな変化であっても、それを実現する実務面のスキルは大きな変化が生じることがあります。これからは、なんでも知っている実務者ではなく、必要とするスキルを見極めて、そのスキル対応できるようにする実務者が求められます。

 講座は限られた時間での運営ですので、副読本で深堀情報を提供します。講座では、講師のパワーポイント資料、講師とのQ&A、他社受講者との情報交換、先行企業の事例紹介などでから、深堀すべきテーマを探し当てていただくことを狙っています。深堀すべき内容、その情報入手方法を副読本でご提供します。

 社員(人)が対象ですが、「リスキリング」の考え方は企業にも当てはまります。企業の事業の絞り込み、新たなスキルの特定化などに通じるものです。新事業展開のための対応の具体化にも利用できます。

  一般社団法人 東京環境経営研究所 理事長

   一般社団法人 産業環境管理協会 技術参与

  松浦 徹也  (中小企業診断士・環境計量士)


【日時】

基本編:2023年10月 4日(水)10:00~17:00

対応編:2023年11月16日(木)10:00~17:00


【募集人員】

基本編:80名(先着順にて承ります。)

対応編:15名(先着順にて承ります。)


【内容】

1)基本編 EU環境規制の本質と世界の法規制を知る

 世界の環境政策はEUがけん引しているとの認識は一致していると思います。理念を知り、規制内容を知ることで、自社対応に知恵が出せます。EUの環境政策とREACH規則やRoHS指令などの主要法規制などから理念と規制内容を知っていただきます。

また、EUの法規制が世界のデファクト規制であることを理解するために、EU以外の国の類似法の規制概要を確認します。EU法の解釈が通じる部分、その国の固有の部分を理解します。違いを探すのではなく、類似点を探し、100点満点の対応でなく、そこそこの対応を探せるようにします。今回はアジア、北米の代表的な法令を紹介します。

Webinarならでのツールのチャットやリピーターの多いセミナーですので、Q&Aでの口頭Q&Aで、疑問を解決していだくプログラムとします。

 法規制の本質を知り、新たな規制技術を知ったうえで、自社としてどこまで対応すべきなのかを知恵をだせるようにするのが狙いです。


2)実践編 CASの構築を他社に学ぶ

 企業は世界各国の法令を知り、企業として顧客への説明ができる対応を考えます。顧客に軸足を置いた「有言実行」の仕組み(CAS:Compliance Assurance System)の構築方法をご紹介します。この仕組みは、企業の過去を活かす仕組みです。

規制法対応は具体的になり、自社独自の仕組みや対応策が求められます。実務担当者は、法規制の解釈、対策決定では思い悩むものです。実践編では、先行企業の事例発表を聞き、取り組みの具体化の参考にしていただきます。

 また、CAS導入について、グループ討議をしながら考えていただきます。

 先行企業とのQ&A、グループ討議で、自社の対応の具体化の参考にしていただきます。

 今回のセミナーでは、副読本として「RoHS指令の概要」を用意します。CASの品質マニュアルのひな形も用意します。


【対象者】

基本編:企業における化学物質規制対応の実務担当者、新任担当者・サプライヤーの方

実践編:企業における化学物質規制対応の実務担当者


【開催方法】

基本編:オンライン開催

ZOOMを利用したオンライン講座です。受講要項をご確認の上、お申込みください。

・PC、スマートフォン、タブレットでもご受講いただけます。

・ご受講書類は、お申込みいただいたご住所宛に事前に郵送いたします。テキスト及び副読

 本は受講日前日までにダウンロード形式で配布いたします。


実践編:対面開催・演習あり

会場 かながわサイエンスパーク内講義室(川崎市高津区坂戸3-2-1)

・JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車 シャトルバス5分

・JR 新横浜駅より東急バス(有料)直行「溝の口駅」行き30分、「高津中学校入口」下車

 徒歩3分

※感染症対策を実施の上で開催いたします。


【主催】

地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)



お申込み、詳細のご確認は以下のURLよりお願い致します。



閲覧数:809回

最新記事

すべて表示

自動車に使用される物質のデータベースについて―IMDSとGADSL

2024年04月19日更新 はじめに 自動車産業は全世界的にも規模が非常に大きく、構成する部品点数も膨大で、使用される物質も多岐にわたります。 したがって、自動車に有害物質が使用されていると、その製造、使用から廃棄に至るまでのライフサイクルにおいて地球環境に重大な影響を与えます。 環境負荷低減のためには、物質の適切な選択と使用が重要です。 これを実現していくための全世界的な自動車業界側での取り組み

中国の環境・化学物質規制法の動向

2024年04月19日更新 中国の環境や化学物質関連規制法が最近急速に動いています。この動向を整理してみます。 1.中国の環境基本政策 中国の中長期計画は19部65章の構成される「国家経済社会開発第14次5カ年計画及び2035年ビジョン」(*1)があり、2021年3月12日に約150ページの概要が公表されています。 冒頭で、「第14次5カ年計画」期間は、我が国があらゆる面で小康社会(注:完全ではな

PBDE/DBDPEの光と陰

2024年04月19日更新 1. PBDE/DBDPEとは PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテルPolybrominated diphenyl ethers)は、ジフェニルエーテルの水素原子を1から10の臭素原子で置換した化合物の総称です(図1-1)。 また、DBDPE(デカブロモジフェニルエタンDecabromodiphenyl Ethane)はPBDEと似た構造ですが、フェニル基間のエーテル結

Comments


bottom of page