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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。

法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家の判断によるなど、最終的な判断は読者の責任で行ってください。

  • 執筆者の写真tkk-lab

セミナーのご紹介:RoHS/REACHに対応する自律的マネジメントシステムの構築(体験編)


 日本企業は、海外特にEUの規制法の動向にナーバスで、新規法規制や改正情報の入手に注力しています。最近の傾向として、新情報入手が目的化しており危惧されます。

 EUの遵法の基本は「遵法のためのデューデリジェンス(DD: Due Diligence)」で、法規制の本質を知り、自社の製品や状況を踏まえて、仕組みで遵法宣言を行うことが求められています。最新情報を入手することは必要不可欠ですが、それだけでは十分でなく、新たな情報を自社の中でどのように利用するかが求められています。

DDは、第三者に説明できなくてはならならなく、自律的なマネジメントシステムのCAS(Compliance Assurance System 遵法システム)が必要となります。

 本講座では、自律的なマネジメントシステムであるCAS(Compliance Assurance System:遵法システム)の構築方法を事例紹介、演習を通して学びます。演習では、製造工程におけるリスクの定量化、リスクの見極め、サプライヤーの信頼性評価、品質保証体系図への法的要求事項のマッピング手順など、CAS構築に必要な具体化手順をケースメソッドにより学びます。自社のCASの文書化に活用できる資料を多数提供します。

 同時に、受講者個人がリスキリングのための法規制対応何が求められているか、自分に向いているかを知り、深めるべき内容を知り、実務に生かす具体化手順を知ることができるようになります。国をあげて提唱している「リスキリング」のスタート切るきっかけを提供することも目指しています。

 本講座は、対面形式で開催します。是非、対面で日頃の疑問を気軽に講師に問いかけをしたり、受講者間で情報交換をしたりして、講座企画外の情報を入手してください。

 リアルでお目にかかれることを楽しみにしております。

           一般社団法人 東京環境経営研究所 所長

         一般社団法人 産業環境管理協会 技術参与

           松浦 徹也  (中小企業診断士・環境計量士)


【日時】

第3回体験編 :2024年 10月31日(木)10:00~17:00


【募集人員】

  25名(先着順にて承ります。)


【内容】

・先進企業のCASの事例紹介

・パネルディスカッション

・CASの構築手順

・グループ演習:ケースメッソドによるCAS構築

・グループ発表

・Q&A

*終了後、個別相談会(事前申込要)


【対象者】

●日常的に実務として法規制対応をしている上級担当者

●本質理解編を受講された方


【会場】

 かながわサイエンスパーク内講義室(川崎市高津区坂戸3-2-1)

・JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車 シャトルバス5分

・JR 新横浜駅より東急バス(有料)直行「溝の口駅」行き30分、「高津中学校入口」下車徒歩3分


【主催】

地方独立行政法人 神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)


お申込み、詳細のご確認は以下のURLよりお願い致します。




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