​一般社団法人
東京環境経営研究所（TKK）

　環境マネジメント研究会は、中小企業診断士のほか、技術士、公害防止管理者、消費者アドバイザー、環境計量士など、多岐にわたる有資格者が中心となり、「地球温暖化や化学物質汚染といった課題・環境経営を体系的に学ぶための研究・交流組織」として2004年に発足しました。環境法規制、化学物質管理、CO2削減、省エネなど、中小企業がこれからの時代に求められるテーマを幅広く扱い、専門家や実務者が互いに学び合う場として発展してきました。環境マネジメントには、組織管理能力、法規制の知識、業務改善、情報化、語学力など複合的な知識が不可欠であり、20年にわたり蓄積された知見は、単なる理論にとどまらず、数多くの企業の実務上の課題や成功事例と結びつき、深い実践性を備えています。
　一方、一般社団法人東京環境経営研究所は、研究会で長年培われた知識・ノウハウを、企業支援として実務に落とし込むことを使命に、2011年に設立されました。現在は、化学物質法規制対応、地球温暖化防止、エコステージ認証 の３事業を中心に、企業の現場で実際に機能させるための“導入・構築・運用支援”を専門としています。
　つまり、環境マネジメント研究会が「学び・研究の場」であり、東京環境経営研究所は「実装・支援の場」。両者は一体となり、学術的な裏付けと豊富な実務経験の両方を兼ね備えた希少な支援体制を構築しています。この連携により、企業は単なる制度導入ではなく、経営改善や組織力向上まで一貫した環境経営の推進が可能となります。